美容師は最新カット技法を常にアップデートしていかないと『最新』ではなくなってしまいます。
では、最新カット技法をアップデートするためにはどうしたらいいのでしょうか?
セミナーを受講する?
スクールに通う?
それとも、独学でいい?
美容師が最新カット技法を身につけるためにはどうしたらいいのかを解説します。
美容師にとって最新カット技法とはつまりトレンドに対応できるか
美容師が最新カット技法を身につけるにはどうしたらいいのでしょうか?
その前に、「最新カット技法」とはどんなカット技法なのでしょうか?
現代のカット技術のベースになっているのは『サスーンカット』だと言われています。
サスーンとはヴィダル・サスーンのこと。
ヘアケアアイテムやヘアアイロンのブランドとして知られるヴィダルサスーン(Vidal Sassoon)は実は人名なのだと、美容師であれば知らない人はいないはずですね。
最新カット技法といっても、サスーンカットが古くなったのでそれに代わる新しいカット技法が次々と生み出されている、そして、美容師はそのカット技法をどんどん身につける必要がある、ということではなく。
確かに、個人で新しいカット技法を生み出している人はいるかもしれません。
が、それを全国の美容師が覚えなければいけないといった義務はありません。
カット技法はスマホのようにどんどん新しい物が出てくるわけでも、数年おきに新しくしないと古くて使いづらくなるような物でもないのです。
じゃあどうして最新カット技法を身につけたほうがいいのかというと、この場合の最新カット技法とはつまり、トレンドに対応できるカット技法という意味だからです。
トレンドは目まぐるしく変わります。
それでいて、何十年か前に流行したタピオカミルクティーが再度流行してまた廃れたみたいに、一定間隔で繰り返してもいます。
ベースとなる技術がしっかりしていなければならないのは当然ですが、「トレンドに対応するにはどういうカット技法を用いればいいのか」についてはアップデートが必要なこともあります。
美容師が最新カット技法を身につけるにはどうしたらいいのか?
例えば、トレンドの前髪。
今ですと、シースルーバングは引き続き人気があります。
シースルーバングを作るためのカット技法がわからなかったら?
お客様のオーダーに対応できませんよね?
例えば、レイヤー。
レイヤー自体はカット技術として特異な物ではなくごく普通のカット技術です。
ですが、種類がありますから、「韓国っぽいスタイルにしてください」とオーダーされたら正解はハイレイヤーなのかローレイヤーなのか?
最新のトレンドに対応するという意味で美容師は最新カット技法を身につけなければなりません。
でもどうやって身につければいいのでしょうか?
独学しかないのでしょうか?
いいえ、美容師が最新カット技法を身につけたいのであれば、セミナーやスクールで実技指導を受けるというルートがあります。
セミナーにしてもスクール(カットスクールないしカットアカデミー)にしてもトレンドが重要であることをわかっていますから、それを学べるようなセミナーやカリキュラムを用意しています。
問題は、今がコロナ禍である点。
セミナーの開催数が減っています。
カットスクールにしても、公共交通機関を利用して通うことに不安を覚える人もいることでしょう。
その場合、オンラインセミナーかオンラインスクールが最適です。
ZOOMや動画を使って学べます。
美容師が従来と異なる最新カット技法を身につけたいならSTEP BONE CUT
美容師が最新カット技法を身につけたいと考えているなら、特許を取得したSTEP BONE CUTを身につけるというルートもあります。
既述の通り、現代のカットのベースとなっているのは『サスーンカット』です。
STEP BONE CUTはその『サスーンカット』とはまったく異なるカット技法であり、特許を取得しています。
特許を取得するのは簡単なことではありません。
お金を払えば登録できるというものではなく、取得までには長い道のりがあります。
簡単なことではない特許取得を成し遂げているカット技法なのですから、最新カット技法として学ぶのもひとつの選択です。
なお、STEP BONE CUTは『小顔補正立体カット』とも言います。
小顔に見えるように補正するカットとも、カットで補正することで小顔に見せる技術とも言えます。
顔が小さく見えて嬉しいという人はいても嬉しくないという人はそうはいませんから、“小顔”は永遠のトレンドだとも考えられます。
まとめ
美容師には最新カット技法を学ぶ手段がある
美容師が最新カット技法を学んだほうがいいのは、そのほうがトレンドに対応できるからです。
では、その最新カット技法をどうやって学べばいいのか?
セミナーやカットスクールで学ぶことができます。
学ぶ手段はあるということです。
ですから、お金はかかりますが学びたいことや学ぶべきことがあるならば、学ぶべきです。
新型コロナウイルスのせいで学ぶ機会が奪われていると言われれば、確かにそうです。
が、オンラインセミナーやオンラインスクールという新しい形での学ぶ機会は増えています。
何かのせいにしてやらないよりは新たな一歩を踏み出すほうがよほど建設的です。