美容室の売上を上げるための対策を取っているでしょうか?
そしてその対策で実際に売上は上がっているでしょうか?
上がっていないなら、その対策は残念ながら効果がない可能性があります。
美容室の売上を上げるのに本当に有効な対策とはどんな対策なのかをまとめます。
美容室の売上を上げる対策1.SNS・ブログ・WEB予約などネットを活用する
ネット社会である現代においてネットに対応しているかいないかは美容室の売上に大きく影響します。
WEB予約が可能な美容室がほとんどと言っていいほどに増えていますから、今尚WEB予約に対応していないのであれば、すぐにでも取り入れるべきです。
それでいて、WEB予約に対応しているだけでは美容室の売上を上げる対策としては弱いです。
インターネットでできることはWEB予約だけではありません。
ホームページはありますか?
ブログはありますか?
ツイッターやインスタグラムやフェイスブックといったSNSのアカウントはありますか?
いずれもネット社会において広く深く浸透している事柄です。
ホームページやブログやツイッターやインスタグラムやフェイスブックに写真を掲載することで、店舗の雰囲気がお客様に伝わりやすくなります。
「行ってみようかな」という気持ちにさせやすくなるわけです。
これを活用しない手はありません。
ホームページを開設する技術や予算がないなら無料で開設できるブログ・ツイッター・インスタグラム・フェイスブックが便利です。
インスタグラムとフェイスブックに関しては閲覧する側もアカウントが必要となるため、アカウントを持っていなくても閲覧できるブログやツイッターとの併用が理想的です。
ただ、閲覧者をキープあるいは増やして顧客に繋がるようにするにはある程度更新し続ける必要があるため、開設したはいいがほったらかしにならないようにしましょう。
美容室の売上を上げる対策2.ネットに疎い世代でも簡単に予約できるように
美容室の売上を上げる対策としてネットを活用すると同時にやらなければいけないことがあります。
それは、ネットに疎い世代でも簡単に予約できるようにすることです。
美容室という場所を利用する人の年齢層はとても幅広く、年齢が上がれば上がるほどネットに疎い方もいらっしゃいます。
スマホを活用していらっしゃる方ももちろんいらっしゃいますが、重要なのは、年齢に関係なくネットでの予約が難しい方でも他の方法で予約できるようにしているかどうかです。
つまり、予約のしやすさが重要だということ。
WEB予約のほうがしやすいというお客様のためにWEB予約を。
電話予約のほうがしやすいというお客様のために電話予約を。
要は、いかに予約しやすい状態を作るかという話なのです。
仮に、電話予約に対応していても電話に出られなかったら予約にならず、予約にならなかったら売上にもなりません。
LINEも同じく。
導入しただけでは駄目です。
導入したならばそれに全力で応対してこそ、美容室の売上を上げる対策となります。
美容室の売上を上げる対策3.クーポンやポイントカードなどでお得さを出す
美容室の売上を上げる対策として昔から存在している物事の中にはまだまだ有効な手札が存在しています。
クーポンやポイントカードなどお客様にとって“お得”になる物。
そういう物がまったくないよりもあったほうが集客に繋がり、ひいては、売上に繋がります。
豪華なクーポン内容やポイントカード特典にしなさい、ということではなく。
新規のお客様向けのクーポンやリピーター向けのクーポンを作ったり、スタンプが貯まったら施術料から500円引きになったり。
ちょっとした“お得”でいいのです。
あとは、もう一工夫するならば、クーポンや特典の内容は不定期でもいいので変えてみてください。
いつ行ってもそのクーポン内容での施術が受けられるもしくは特典がもらえるとなると、「また今度でいいか」と考える人もいるからです。
「この内容なら行こうかな」という心理が働くようにするというわけですね。
ただし、クーポンなり特典なりの内容が改悪されたと受け止められると集客力は低下してしまうので、変更時には同等の内容になるように気をつける必要があります。
まとめ
美容室の売上を上げる対策は“しやすい”かどうかがポイント
美容室の売上を上げる対策を、すでに実施しているとしてもこれから実施するとしても、“しやすい”かどうかに着目します。
まず、予約しやすい美容室になっているかどうか。
電話以外にもWEB予約やLINEで予約できるといった予約方法を導入していますか?
電話以外に予約方法があったとしても、電話の応対はしっかりと。
何らかの理由でネット予約できない人や問い合わせしつつ予約したい人にとってはネット予約よりも電話に出てほしいと考えるからです。
次に、通いやすい美容室になっているかどうか。
ホームページもブログもツイッターやインスタグラムのようなSNSもやっていない美容室では、どんな美容室なのかまったくわからなくて予約をためらう人もいます。
クーポンやポイントカードのような特典が得られないなら得られる美容室にしようかなと考える人もいます。
行きやすさ通いやすさは立地だけの問題ではないということです。
どんなに些細な物事だったとしても、“しにくい”よりも“しやすい”ほうが美容室の売上を上げる対策となりえます。