美容室の売上を上げるために欠かせない教育を外注する時代

美容室の売上を上げるための教育。
例えば、カット技術力。
例えば、シャンプーの丁寧さ。
例えば、トーク力。
いずれも、お客様が「また来たいな」と思ってくれるようにするための教育です。
新人はもちろん、ベテランであっても初心を忘れないように定期的な教育が必要。
とはいえ、売上に繋がらないような教育は時間の無駄と言っても言い過ぎではありません。
美容室の売上を上げる教育とはどんな教育で、どんな風に行えばいいのでしょうか?

 

 

 

美容室の売上を上げるためには教育が必要不可欠だが

美容師は資格職ですよね。
しかしながら、資格を取得したらハイおしまいとはいきません。
資格取得までの道のりにおいて技術を習得しているとしても、二度と教育を受けなくていいということにはならないのです。

技術があっても実際に接客するという経験値はゼロの状態からのスタートとなります。
そうなると、マネキンではなく生きている人間相手に、失敗できない相手に持てる技術力を100パーセントの力で出せるのかという話です。
カット技術力は申し分なく発揮できたとしても髪を切るだけが美容師の仕事ではありませんから、シャンプー台まで案内する、シャンプーする、タオルで髪を拭く、ドライヤーで髪を乾かすなどすべての作業でお客様に満足していただけるようにするのは、簡単なようで難しい。
資格取得以降も学ぶことがたくさんあるわけです。

それがわかっているから、美容室ではオーナーなり店長なり先輩なりが新人を教育します。
閉店後に勉強会が開かれるのがどの美容室でも一般的でした。

が、近年ではそういった勉強会は姿を消しつつあります。
新型コロナウイルスのせい?
それもありますが、大きいのは「働き方改革」の影響です。
勉強会は時間外にしかも無給で行われる、言わば、サービス残業。
確かに、サービス残業を強いるわけにはいきません。
だからといって、美容室の売上を守るためには教育をおろそかにするわけにもいきません。

 

 

 

美容室の売上を上げるための教育を外注するという考え

美容室の売上を維持するためにも上げるためにも教育は必要不可欠。
だとしても、勉強会を開催することが困難な時代です。
営業時間内に教育すれば無給ではなくなるものの、お客様がいらっしゃる時間帯ではどうしたってできないことも出てきます。

まあ、残業代を出してサービス残業にならないようにすればいいのですが……言うまでもなく、教えるスタッフと教えられるスタッフの残業代というコストが発生します。
そのコストが厳しいという美容室もあることでしょう。

どうにかして教育を施したとしても、せっかく育てた新人が離職してしまうこともままあります。
離職する理由はさまざまですが、新人が一人前の美容師になるまでに数年を要すること、そして、その数年のあいだに教育を受けることで先輩なり上司なりとの人間関係が悪くなってしまうことが理由の何割かを占めています。

教育に要する時間やコストを減らしたい。
職場こと美容室内の人間関係が悪くならないようにしたい。
今の時代、密にならないようにしなければならないというのもあります。
これらすべてを満たすのが『教育の外注』です。

『教育の外注』とは文字通り、美容室の中で教育を施すのではなく、美容室の外に教育を委託することです。

 

 

 

美容室の売上を上げるための教育はオンラインでも可能

美容室の売上を維持するために、ひいては、売上を上げるために欠かせないのがスタッフの教育です。
その教育は自分たちの手で行うのが常識でした。
営業時間後に無給で行われるのが通例でした。
働き方改革によってその通例がくずされたように、「教育は自分たちの手で行わなければならない」との固定観念もくずす時代に差し掛かっています。

教育型オンラインサロンTICK-TOCK SCHOOLでは、文字通り、動画を使ってオンラインで教育を受けられます。
動画で教えられるわけがないと思うでしょうか?
使用される動画はなんと実際にとあるサロンで使用されている教育用の動画です。

とあるサロンとは、神戸・姫路を中心に展開している美容室、TICK-TOCKです。
TICK-TOCKのアシスタント向けのスクールを展開するなど教育に力を入れています。

コロナ禍で在宅ワークが促進されると共に一躍知名度を上げたWEB会議ツール、ZOOM。
そのZOOMを使ったセミナーもあります。
特許を取得しているカット技術・STEP BONE CUTのセミナーです。
STEP BONE CUTの考案創始者である牛尾早百合自らが講師をつとめています。
STEP BONE CUT ACADEMYというオンラインスクールを体感できるようにとのセミナーで、LINEを使用して登録をすることで無料で受けられるようになります。

 

 

 

まとめ

美容室の売上と教育は切り離せないが従来の方法と切り離すことは可能

美容室の売上と教育は切り離せません。
今は大丈夫だったとしても教育をおろそかにしていては、いずれは売上に響きます。
ただ、その教育を従来の方法から切り離すことは可能ですし、切り離してもいい時代になってきています。
教育を外注できる時代になってきているということです。

WEB会議用のツールが増え、パソコンを持っていないとしてもスマホがあればそういったツールを利用することが可能となり、なおかつ、オンラインであれば新型コロナウイルスの影響を受けることなく受講できる。
となれば、営業時間後に無給で行われる勉強会のように無給で拘束されるという不満が生じにくく、また、残業代がついたらついたで経営者としては残業代というコストが発生するというデメリットだらけの勉強会よりも、教育を外注したほうがいいことづくめです。

コストゼロというわけにはいきませんがしかし、美容室の売上のための教育には外注という方法もあるのだと知っておいて損はありません。