美容室の売上に関する悩みと言えば、なかなか売上がアップしないことだと言えます。
売上がアップしてしまって困るという経営者はいないはずです。
ダウンしやすくてアップしにくいのが美容室の売上ですから、どうしても悩みの種となります。
その悩みの種を取り除いてくれるのは『リピーター』です。
美容室の売上をアップしたいと考えるのは悪いことではない
日本人はなんとなく「儲けるのは良くないこと」という考えを持っています。
なんとなくというよりも、そういう気質とでも言いましょうか。
儲けようとするのは上品ではないと思ってしまいがちです。
ですが、それでは経営は成り立ちません。
儲けを出さなければ美容室を維持できるわけがないのです。
ですから、儲けることに引け目を感じる必要はありません。
どんどん儲ける!くらいの気持ちでいましょう。
儲けるとはつまり美容室の売上をアップさせることです。
美容室の売上アップに繋がるカギはみっつあると言われていて、そのみっつのカギとは、
*リピーター
*単価
*利用頻度
です。
美容室の売上がなかなかアップしないとの悩みを抱えているのであれば、まずは『リピーター』に着目しましょう。
美容室の売上がアップしないと悩んでいるならリピーターを増やす
美容室の売上アップに繋がるカギはみっつ。
みっつとも重要視すべき事柄ですが、真っ先に力を入れるべき事柄はひとつです。
『単価』はすぐにでも着手できる事柄ですね。
しかし、値上げは例え500円だったとしてもマイナスの印象になりがちです。
あまりにも低い金額設定にしているなら単価の見直しも重要となるものの、まず変えるのはそこではありません。
『利用頻度』もとても重要ですがしかし、これもまず取り掛かることではありません。
では、何から変えるべきなのか?
それは『リピーター』です。
リピーター、すなわち、複数回来店してくださっているお客様。
美容室の売上はリピーターのみなさまに支えられています。
新規でいらっしゃるお客様ももちろん大切ですが、何度も来店してくださるお客様ことリピーターは美容室の売上と切っても切り離せません。
2回目の来店となるお客様を増やすこと。
それができたら、3回目の来店となるお客様を増やすこと。
少しずつでも段階的に、『リピーター』を増やしていきます。
なお、『利用頻度』に関しては、『リピーター』を獲得してからそのリピーターの利用頻度を上げることが売上アップのカギに繋がっているので、美容室の売上に悩みを抱えているのであれば覚えておいてください。
美容室の売上に悩まないようにリピーターが増える工夫を怠らない
美容室という場所はリピーターがついたとしてもそのリピーターが毎日来てくれるわけではない場所です。
毎月来てくださるお客様もそう多くはないはず。
ゆえに、新規顧客の獲得は常にしていかなければなりません。
しかしながら、新規顧客獲得のみで美容室の売上に悩みを抱えないようにするのは至難の業です。
日本に存在している美容室の数はコンビニと同じかそれ以上と言われるほどで、しかも、お客様側に選択権があります。
あえて極端な数字で例えますが100人のお客様を500件の美容室で奪い合うと言えば、新規顧客獲得のみで美容室の売上に悩みを抱えないようにすることの難しさが伝わるでしょうか。
そういうわけで、新規顧客獲得だけでは売上アップに繋がりません。
リピーターがつかないことには売上に悩み続けることになります。
どうやったらリピーターがつくのかという話になりますよね。
ドリンクやシャンプー時に頭皮マッサージするといったサービスの提供。
ポイントカードやスタンプカードなど、通うことで得られる特典。
美容室でしか買えない消耗品(シャンプー等)の販売。
宣伝、広告等のアピール。
電話以外にもLINEやアプリやWEB予約が存在するというような予約の取りやすさ。
ざっと挙げただけでも、リピーターがつきやすくなるように考えられることはたくさんあります。
すでに全部導入している美容室もあるとは思いますが、どれかひとつでも「これは試していない」というものがあるならすぐにでも導入しましょう。
あとは、すでにリピーターになってくださっているお客様の利用頻度を上げられたなら言うことはないというものです。
まとめ
美容室の売上に関する悩みを解決するにはリピーター確保が必須
美容室の売上に関する悩みは尽きないかもしれません。
ただでさえ尽きなかった悩みが新型コロナウイルスの出現でよりいっそうシビアな悩みになっていることが考えられます。
シビアな悩みだからこそ、リピーターを確保することと真剣に向き合ってください。
美容室の売上に関する悩みを解決するにはリピーター確保が必須です。
こういう御時世でも自分の美容室を選んでくださったお客様を大切にして、そのお客様がリピーターになってくれるように努力しないことには、美容室の売上に関する悩みは解決しません。